ディワリはインドのヒンドゥーの大きなお祭りです。
この祭りの間はインド中が大きな祝日となります。
私たちはディワリのことを<ディパワリ>とも言います。
<ディワリ>という言葉は“ランプを並べる”という意味を持っています。
この祭りは光の祭りと呼ばれ皆で楽しくお祝いをします。



このディワリの準備は大体1ヶ月前から始まります。
家の大掃除をしたり家の塗り替えをしたり
1年の汚れを落としキレイにするのです。
何故なら、こうすることによりラクシュミー女神が
家に幸福をもたらしてくれると信じられているからです。
なんだか日本のお正月を迎える準備と似ていますよね。

あとインド人はみんなこの日のために新しい服やサリーなどを買います。
この日に新しいものを着ることはインドでは絶対に必要なこととされているのです。
このためでしょうか?インドではディワリの前にボーナスが出ます(笑)

このお祭りの時、私たちは<ディヤ>と呼ばれる
ランプに灯をともしたり電球で家の周りや家の中を飾り付けます。
そして友人や近所の人達と<ミターイ>という
インドの甘い甘〜いお菓子を交換し合います。


   
       歯が溶けるくらい甘〜いミターイ達

私の家ではディワリのお祭りを3日間行っていました。
まず1日目は<ダンテーラス>
この日にキッチンの道具類やプージャをするための
新しいお皿や神像や銀のコインなどを購入します。
このコインはルピーと違ってお金としては使えないものですよ。
ダンテーラスの日に購入したものはディワリのプージャの時に使ってから
初めて使うことが出来ます。

2日目は<チョーティディワリ>
ディワリの前夜祭にあたります。
少しだけディヤを飾ったり控えめに花火をしたりして過ごします。

3日目は<バリーディワリ>
いよいよディワリの祭りのクライマックス!本番です。
この日にみんな用意しておいた新しい服やサリーを着ます。
女性達はランゴーリ(カラフルな色粉)で家の玄関に
綺麗な模様や吉祥な模様を書いたり、ディヤに灯をともし飾ります。


    どちらも美しいディヤとアイシュワリヤ

夜になったらガネーシャとラクシュミーのプージャをします。
ガネーシャは幸運を、ラクシュミーは富をもたらすとされている神々です。
よく絵などを見るとラクシュミーは手の平からお金が出ていますよね?
プージャの時、また甘〜いミターイを神様に捧げます。
それから花火を皆で楽しみます。
インドでは家の屋上で打ち上げ花火や爆竹を鳴らしたりもするのです。
ちょっと変わっているでしょ。日本では家の屋上で花火は絶対にしませんよね。


      インド製の見た目と違って音が強力な花火

またヴァラナシなどでは道で爆竹をしている人たちもいます。
道の上で生活をしている牛たちもこの日ばかりは
オチオチ寝ていることも出来ません。
爆竹に驚いた牛たちで危険な状態になることもあるのです。
これはちょっと考えものですね・・・。

最後に私が言いたいこと、それは
このディワリのお祭りはとても美しいお祭りです。
みんな今まであったつらかったことなどを全て忘れて
このお祭りを楽しんでいるのです。
このディワリからまた私達の新しい生活が始まると信じられているのです。
                                   MONIKA

<日本人のディワリエピソード>
インドの花火は日本の花火と違って音がものすごく大きい!
綺麗な目で見て楽しむ花火・・・ではなく音を楽しむのか?という感じ。
それも音の大きさを(笑)
本当に音が大きくて連続で打ち上げたりしてると耳がおかしくなる!
爆竹なんてハッキリ言って爆弾!?かと思ったくらいだ。
映画の爆破シーンのような音と煙で泣きそうになった思い出がある。
今はどうか分からないが当時音はスゴイが綺麗な花火が無いため、
インド人の友人にディワリの前によく言われたのが
「ぜひ日本の花火を持ってきてくれ。日本の綺麗な花火を
 屋上で打ち上げて近所に自慢したいんだ!」 と。
もちろん丁重にお断りした。成田で捕まるのはごめんだからである。

ヴァラナシの友人宅からホテルまでオートリクシャーで帰る途中
いきなりリクシャーの前に爆竹を置かれて危険だったことも覚えてる。
爆撃の中を突き進むヒーローのような気分だった(←おおげさか?)

ディワリの時に例のヴァラナシの友人宅に招かれて行った時
ライトの周りといわず部屋の中にガンガン小さな緑色の羽虫が飛び込んで来た。
ベットに座っていた私のバンジャビの上にその虫が降り注いでくる。
あたしゃ、こんなに虫がいっぱい飛んでるの見たこと無かったよ・・・。
しかし一緒に座ってた友人の母は何もせず、じぃっと座っている。
虫に埋もれるんじゃないか?と心配になるほどに。
インド人恐るべし・・・それとも慣れてるのか?
私はさすがに埋もれるのは嫌なのでどんどん積もっていく虫たちを
上着の裾を持ち上げてバサバサ払い落とす。
食べ物を食べる時には落ちてきた虫を食わんように
つまみ出しながら食事する。日本じゃまずありえない。
非常に虫を触るのも見るのも嫌いな私だけれど、
人は度を越した多さになると感覚が麻痺して平気になるらしい。
外に出てもこの虫たちはライトの周りにものすごく飛び回ってる。
しかしこの虫は何故かディワリが終わると殆んどいなくなってしまった。
虫にとってもディワリは一つの節目なのだろか???
                                    MANSI