アーユルヴェーダ&ハーブ 

アーユルヴェーダでは“薬にならないものはない。”とか
“薬にならない食事はよくない。”と言われています。
前者は正しく用いる方法を知っていれば、どんなものでも
薬になるということで後者は体にとって薬になるような
有益な食べ物を取るようにしましょうということだそうです。
ハーブに関しては薬のようにそれだけでとることもありますし、
料理と一緒にとることもあります。

ハーブに副作用はあるのか?
アーユルヴェーダのハーブは安全なので、基本的には
他に現代医学の治療をうけている時にも使用出来ます。
ただし中には成分が強いものや禁忌があるものもあるので
気をつけてとります。
一度にとる量は消化力に応じて変えていくようにします。

以下に代表的なハーブの取り方を説明します。


ハーブの取り方

 ・粉末でとる時は150cc〜200ccの白湯ととります。
  そうすることで吸収を良くします。

 ・ペーストにして食べる時は粉末と同量の蜂蜜
  (熱処理してない)を混ぜて食べます。
  その後ぬるま湯を200ccくらい飲みます。

 ・ティーバッグに2〜3g(小さじ1杯)の粉末を入れて溶き
  2〜3分経ってから飲みます。

 ・小さじ1杯くらいのハーブやスパイスをティーバッグに入れて
  2〜3分煎じます。またはカップに熱湯を入れて10分待ちます。

 ・アーユルヴェーダでは、いろいろなハーブのワインを薬として
  利用しています。血液を増やすワインやホルモンバランスを
  整えるワインなど色々あります。


アーユルヴェーダの中でも代表的な2種類のハーブのとり方の例です。

 ターメリック (ウコン) >
味:苦味、辛味  効力:温性

ウコンの根を乾燥させてパウダーにしたもので
アーユルヴェーダの代表的な薬の一つです。
美しい黄色が着色料、染料としても利用されますが
この色素クルクミンは薬理効果もすぐれています。
殺菌と解毒の作用が強く水でといてパックにすると
皮膚を清潔に保ち余分な油分をのぞいてきれいにします。
最近は肝臓の働きをよくする薬としても注目されています。
インドではその黄金色ゆえに縁起の良い神聖な食物とされてきました。

*
簡単肌別パックの作り方*
  普通肌  ターメリック  小さじ1
          小麦粉    小さじ1
          牛乳      小さじ1

   
脂性肌  ターメリック  小さじ1
          ベーサン   小さじ1
          水       小さじ1

   
乾燥肌  ターメリック      小さじ1
         アーモンドフレーク  小さじ1
         牛乳の膜        小さじ1

使用方法はそれぞれの材料をすべて混ぜ
肌に塗り15〜20分程おいてから、ぬるま湯で洗い流します。
洗い流す際にゴシゴシ擦らないようにします。
乾燥肌の人は完全にパックが乾く前に洗い流しましょう。


< 
カルダモン >
味:辛味、甘味  効力:冷性

甘い香りがもっとも強いスパイスです。
食後、粒を食べると口の中の臭い消しにもなります。
3つのドーシャのバランスを保つのでいつでも
どんなタイプの体質にも対応します。
またカルダモンは最良の最も安全な消化促進剤の一つです。
アーユルヴェーダでいう消化の火(=アグニ)を燃え上がらせ
脾臓の働きを目覚めさせます。精神と感情を刺激し
明晰さと喜びを与えるとも言われています。
牛乳に混ぜると粘液の生成を抑えコーヒーに含まれる
カフェインの毒性を中和します。
せきや吐き気の時に少量のパウダーをハーブティーとして
飲むと気分がよくなります。
香りを楽しむには食べる直前にホールのカルダモンの殻をとって
すりつぶすのが理想的です。